がんばれキャンドルナイト

100万人のキャンドルナイトネタ。
イベント終わってますが。いつものごとく。

ジルケイの場合

「知っとるかジルチ、22日から24日の午後8時から10時はキャンドルナイトなんやで」
「ほう」
「せっかく夏至で日が長いんやから電気を消してみて、まぁ省エネとかスローライフとか考えてみようっつー企画なんや」
「……なるほどな」
「おう」
「……で、なんで真っ暗にした部屋でお前はパソコンやってるんだよ。なんの意味もねぇじゃねえか」
「いやまぁそこはその色々と」
「お前の目が悪くなるだけだと思うが」
「いや、なんというかその、あははー……」




セリエリ周辺の場合

セリ「と、いうわけで、キャンドルナーイト！！」
エリ「はいこれローソクね。鉄火君の分と慧靂のと……はい、士朗」
セリ「みんな行き渡った？　じゃぁ電気消すよー！！」
ぱちっ
彩葉「うっわー、壮観やわー」
鉄火（……なんだか妙にロマンチックだ……）
セリ「それでは、トップバッターはリリスちゃんから！」
リリス「（こくり）それは、ある蒸し暑い夜のことでした……」
慧靂「？」
リリス「…………そして振り返ると、そこには血まみれの女の顔が……」
彩葉「いやぁーーー！」
慧靂「ってそりゃキャンドルナイトじゃなくて百物語だろーっ！？」
士朗「電気を消し蝋燭の明かりで友人達と語り合う。理念に叶っているじゃないか」
慧靂「根本的なところがちがーうっ！！」
士朗「なんだ慧靂……恐いのか？」
慧靂「ああっ！？　そんなわけないだろっ！！　よーしどっちの話がより怖いか勝負だ馬鹿兄貴ー！」
セリ「……鉄火くーん？　だいじょうぶ？」
鉄火「い、いや、全然平気っす！　百物語が恐くて江戸っ子がつとまるかぁっ！！」
セリ「！？　そ、そうだよね！　レッツゴー！」
リリス「ロウソク……残り99本……ふふふふふふ……」

注：百物語は江戸時代にブームとなったそうです。



サイレン一家の場合

「……省エネだとか」
「……地球に優しくだとか」
「……うちには関係ないよなぁ……」
「その通りデス……」
「あっこら英利てめぇ、エアコン勝手に22度まで上げやがって！　18度って言っただろ！」
「私たち長袖なんですけどね……」





ジルケイの場合（続き）

「……なぁ」
「なんや？」
「……どうせ暗くなってるんだしよ、その……やらねぇ？」
「！……なんや、珍しいな、ジルチから誘ってくるなんて」
「うるせーないいだろ別に」
「うん、えぇよ……やろ？」



（これっぽっちの物をわざわざ隠すチキンクオリティ）




金土はバイトで日曜日はぼーっとしてるうちに終わってましたさキャンドルナイト。
これだけ紙と溶剤に満ちあふれた部屋でキャンドル使っていいのかという疑問はあるが。
そして相変わらずマイナーな行事ばかり捕捉するねこのブログは……。