でぃふぇぜろにっき
弐寺に偏った日常の、ケイナさんと親友コンビに偏った記録な感じ。
2007'09.22.Sat
ジルケイ。
その日、夢の中で一粒の金剛石となっていたケイナは、自分が砕け散ってしまったことに戸惑いながら目を覚ました。
身体を置いて、頭だけがふわふわと考える。今日はこのまま胴体を休ませていようか。
「おい、ケイナ、起きろ!」
飛び散った手足をどのように構成し直そうかと夢想していたケイナは、無いはずの腕をつかまれて夢から覚めた。当然のように身体は繋がっていて、腕に引きずられて上半身も起きる。
「ようやっとお目覚めか。メシだぞメシ」
「ぉー……おはよ」
寝ぼけながらも言葉を紡げばあっという間に夢の記憶はぽろぽろと剥がれ落ち、霧散してゆく。もう一度手を引かれ、ベッドから降りる頃にはもう何もかもを忘れていた。
情緒も何もない恋人を、ケイナがことさら愛しく思うのはこんな日だ。
身体を置いて、頭だけがふわふわと考える。今日はこのまま胴体を休ませていようか。
「おい、ケイナ、起きろ!」
飛び散った手足をどのように構成し直そうかと夢想していたケイナは、無いはずの腕をつかまれて夢から覚めた。当然のように身体は繋がっていて、腕に引きずられて上半身も起きる。
「ようやっとお目覚めか。メシだぞメシ」
「ぉー……おはよ」
寝ぼけながらも言葉を紡げばあっという間に夢の記憶はぽろぽろと剥がれ落ち、霧散してゆく。もう一度手を引かれ、ベッドから降りる頃にはもう何もかもを忘れていた。
情緒も何もない恋人を、ケイナがことさら愛しく思うのはこんな日だ。
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