でぃふぇぜろにっき
弐寺に偏った日常の、ケイナさんと親友コンビに偏った記録な感じ。
2008'05.18.Sun
朝御飯はファーストキッチンです。チェーン店じゃないかって? 地元にないから可!
髪の色すごい若者のグループばっかりで、隣のグループが延々オンラインゲームの話で盛り上がってます。自分の想像の中の東京に近すぎて正直漫画みたい。
さて、時間潰しにネカフェでも探しますか。
髪の色すごい若者のグループばっかりで、隣のグループが延々オンラインゲームの話で盛り上がってます。自分の想像の中の東京に近すぎて正直漫画みたい。
さて、時間潰しにネカフェでも探しますか。
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2008'04.25.Fri
勢いだけで書いちゃったので後で手直ししようそうしよう。
自分の書く話は大抵説明不足でみんなエスパーになっています。もっと滑らかな文章が作れるようになりたいです。
自分の書く話は大抵説明不足でみんなエスパーになっています。もっと滑らかな文章が作れるようになりたいです。
2008'04.25.Fri
シロエレシロ。なんか暗い。
ケータイからなので隠しません。
最近、兄貴の料理のレパートリーが増えた。
「肉じゃがだろ、クリームシチュー、カレーにポトフ」
「基本の材料同じじゃねーか」
にんじんじゃがいも玉ねぎに肉。切り方まで変わらない。そんなに自慢することか。
「和食はごま油、洋食はバターで炒めるんだ」
「うちにはサラダ油しか無いじゃねーか。高いからって」
さらに迷惑なことに、俺にまで料理を教え込もうとする。さしすせそくらいは俺も知っていると言うに。
「どういう風の吹き回しだよ」
「最近家を空けることが多いからな。お前もこのくらい出来たほうがいいだろう」
どの口が言う。
「俺ぜってー兄貴より生活能力あると思うんですけど」
「それからにゃんこのエサは棚の一番下だ」
「聞けよ。つーかそれくらい俺も知ってるって」
兄貴が帰って来ないとき、あの化け猫に不承不精エサやってるのが誰だと思ってるんだ。
……まぁ、あいつが勝手に出して食ってるときもあるが。
「アイツは好き嫌いがはっきりしてるから、無くなったときは同じのを買ってやってくれ」
「は?」
一瞬の空白。奇妙な違和感があった。
…なんでそんなことまで俺に頼むんだ?
「…どんだけ家空けるつもりだよ」
「もしもの話だ。タイミングが合わない時くらいあるだろう?」
兄貴は笑った。ぞくりと背中が粟立った。とても綺麗な、見覚えのある笑みだった。
ここ最近の穏やかな二人暮らしの中で、忘れていた不安がごぼり、動き出すのを感じた。
「……また置いていったら、許さないからな」
「いきなりどうした?」
嘘の下手な兄貴は笑う。泣いてわめいてだだをこねても、兄貴は自分の決めた道を貫くだろう。確信に近い何かを抱き、だから俺は渾身の力を込めて兄貴を睨む。
「絶対に、許さない」
もしも今兄貴が消えたら、俺はどこまでも追い掛けるだろう。幸せになんかなれるはずもない。俺は既に兄貴に囚われている。それこそがんじがらめに。
「思い知らせてやる」
「……そうだな」
すれ違うだけだろう思いを抱いて。薄く笑う兄貴を睨む。それはまるで、ひどい呪いのようだった。
ケータイからなので隠しません。
最近、兄貴の料理のレパートリーが増えた。
「肉じゃがだろ、クリームシチュー、カレーにポトフ」
「基本の材料同じじゃねーか」
にんじんじゃがいも玉ねぎに肉。切り方まで変わらない。そんなに自慢することか。
「和食はごま油、洋食はバターで炒めるんだ」
「うちにはサラダ油しか無いじゃねーか。高いからって」
さらに迷惑なことに、俺にまで料理を教え込もうとする。さしすせそくらいは俺も知っていると言うに。
「どういう風の吹き回しだよ」
「最近家を空けることが多いからな。お前もこのくらい出来たほうがいいだろう」
どの口が言う。
「俺ぜってー兄貴より生活能力あると思うんですけど」
「それからにゃんこのエサは棚の一番下だ」
「聞けよ。つーかそれくらい俺も知ってるって」
兄貴が帰って来ないとき、あの化け猫に不承不精エサやってるのが誰だと思ってるんだ。
……まぁ、あいつが勝手に出して食ってるときもあるが。
「アイツは好き嫌いがはっきりしてるから、無くなったときは同じのを買ってやってくれ」
「は?」
一瞬の空白。奇妙な違和感があった。
…なんでそんなことまで俺に頼むんだ?
「…どんだけ家空けるつもりだよ」
「もしもの話だ。タイミングが合わない時くらいあるだろう?」
兄貴は笑った。ぞくりと背中が粟立った。とても綺麗な、見覚えのある笑みだった。
ここ最近の穏やかな二人暮らしの中で、忘れていた不安がごぼり、動き出すのを感じた。
「……また置いていったら、許さないからな」
「いきなりどうした?」
嘘の下手な兄貴は笑う。泣いてわめいてだだをこねても、兄貴は自分の決めた道を貫くだろう。確信に近い何かを抱き、だから俺は渾身の力を込めて兄貴を睨む。
「絶対に、許さない」
もしも今兄貴が消えたら、俺はどこまでも追い掛けるだろう。幸せになんかなれるはずもない。俺は既に兄貴に囚われている。それこそがんじがらめに。
「思い知らせてやる」
「……そうだな」
すれ違うだけだろう思いを抱いて。薄く笑う兄貴を睨む。それはまるで、ひどい呪いのようだった。
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