等価かどうかは別として、物事には必ず代償というものが必要である。

ここ一週間ほど、目覚まし10分前に目が覚めます。春眠どころか春夏秋冬眠な自分には珍しすぎることです。
そのせいか最近、廊下でマジ転けしたり棚に頭をぶつけたり、釘にひっかけたり寝違えたりと満身創痍です。ぶっちゃけ歩くだけでHPが減ってく状態です。
それなのに出かけるときに限って雨は降ってるわ、余裕で間に合う時間に出てもバスが遅れるわ、40分かけて行ったガイダンス30分で終わるわ今日に限ってカバンにタオルが入ってないわおかげで風邪引きそうだわ……。

巡り合わせの悪い時ってあるんだよなっていう見本ですね！


というわけでこの痛さをみなさんにもお裾分け。世界樹で作ってみたオリキャラパーティーを晒してみます。
全員男で、メディック×バードだったり記憶喪失がいたりみんなやたら過去が重かったり……
生涯中二病☆　のモットーに耐えられる方だけついてきてください。

ギルド名「ホームズ」
家出人×２、天涯孤独×２、記憶喪失×１により構成される、悲壮感０のパーティー。
ギルド名の意味は探偵ではなく、ニュアンス的に「みんなの家」
集まった五人とも帰る家がないことを知ったお気楽レンジャーの、「じゃぁここをみんなの家にしちゃえばいいじゃん」という言葉が発端。
各自の抱える重たい事情を、特に気にせず今日も元気に突き進む。


メディック♂（オールバック）　リゼルギン　22歳　（ギルドマスター）　（秩序よりの中立・善よりの中立）
「回復？　んなもん薬に頼れ」な殴りメディック。予防は最大の治療、との精神に基づき医術防御を多用する、パーティーの要。双子の兄が居る。
大病院の息子で、兄と並んで跡取り候補であったが、双方優劣つけがたい腕前だったがゆえ周りが勝手に派閥を形成。兄のほうが上司向きだというリゼルギンの意見を無視して大盛り上がりな周りに嫌気がさして、とりあえず家出してみた。
診療は得意だが薬の調合が破滅的に苦手。日々妙な効果を持つ失敗作を作っては捨てている。吟遊詩人の紡ぐ物語（特に王道系サーガ）が大好き。ぼけたがりだが、周りにツッコミが居ないのでたまに拗ねる。お財布担当。


レンジャー♂（金髪）　ユーディー　18歳　（戦闘時リーダー）　（混沌よりの中立・善よりの中立）
笑い顔が印象的な、底抜けに明るいレンジャー。住んでた村が滅ぼされた系の壮絶な過去持ち。
子供っぽい言動が目立つが、言ってる内容は結構シビア。甘党で大食い。摂取カロリーに見合った壮絶な運動量を誇る。というか落ち着きがない。
戦闘では火力担当。サジ矢乱発。バステにかかりやすく、特に混乱への耐性がほとんど無い。
ザッハとは微妙にソリが合わないらしいが、はたから見ればいいコンビ。ホームズの料理担当。


バード♂（葉っぱ）　ナハト　22歳　（混沌・悪よりの中立）
笑顔の裏にいろいろ隠しまくり系へらへらバード。いろいろ拾うのが癖で、たまにリゼルギンの失敗作メディカを飲んで倒れている。拾いものは「物」に限らず、フラジールも彼が連れてきた。
本人曰く、精霊が見えるらしい。そのためか目の焦点が合っていないことが多く、はたから見ると電波な人。というかかなりの電波。ただし弓の命中率は高いので、視力が悪いわけではない。
戦闘ではひたすら歌い、合間に弓を飛ばす。ついでに盗賊マスタリーLv10。
夜中にふらふらと出かけることが多い。リゼルギンが好きらしいが真偽は不明。マップ担当。ヤンデレ。


アルケミスト♂（黒髪）　フラジール　？歳　（混沌・中立）
記憶喪失の無口なぼんやりアルケミスト。気がついたときには荷馬車に揺られ、エトリア郊外で下ろされていた。
フラジールという名前は、その時目の前にあった木箱に書かれていた赤文字「Fragile」に由来。もしもジャガイモの木箱が目の前にあったら「じゃがいも」と名乗っていたと思われる。
ユーディーによくなついている。ザッハとはぼんやり仲間。意外と大ざっぱ。
全属性の全体攻撃術式を扱える。戦闘になるといきなりキレて、暴走・高笑い・術式乱発の三拍子。リゼルギンは彼に対して「危険人物だから記憶を封印されたんだ」という妄想を抱いている。無類の果物好き。抜け道捜し担当。


カースメーカー♂（白髪）　ザッハ　20歳　（混沌・悪よりの中立）
ペイントレード特化型カースメーカー。
里に伝わる秘伝の鈴を盗み師を殺した兄弟子を追って里を出てきた。殺気溢れる形相だが、星に詳しかったり動物好きだったりと、中身はそんなでもない。
非常に無口だが、ユーディーとはたまに喧嘩（端から見れば漫才）を繰り広げる。しかし普段はやっぱり無口なので、リゼルギンが期待するようなツッコミ役にはなってくれない。
何を考えているかわからない、との理由でナハトに苦手意識を持っているが特に口に出していないので気づかれない。バックアタック警戒担当。



前衛二名＋バードしか普段喋らないので静かなように見せかけて、結局騒がしいパーティー。
モラルの低さと無責任な明るさが売りです。あと柔らかさ。アザステと蛮族かけてのペイン砲がやってみたかったんですがまだレベルがそこまで行っておりません。

ケイナ達のギルド＜ROOTS＞と直接の面識はありませんが、ケイナ達が古い装備を売り払ったタイミングで冒険を始めたので格安で高性能な装備を手に入れてたり、ユーディーの作ったソフトクリーム大食い記録を破れなくてエレキが悔しがってたり、ケイナ達が性格上放棄した、とあるイベントを彼らがこなしてたりはします。
……まぁ、その設定で最後まで世界樹ニデラを書き進めるなら、一回くらい会話させないと話が展開しないだろうけど。

ちなみに。
・リゼルギンの兄の名はモルフィン。命名に悩んだ彼らの父親が、最終的に開いたのが名付け事典ではなく医学書だったためこんなことになった。調薬下手は、母親の殺人料理を受け継いだ物と思われる。
・ナハトの父親は設計技師。アルケミストに依頼されて作った実験炉が設計ミスにより暴走し、その事故で死亡。残された家族は迫害を受け散り散りとなり、ナハトはスラムに紛れて生きてきた。
・ユーディーはnot腹黒。いろんな方向に突き抜けているだけ。
・ザッハとフラジールに関してはまだ細かい設定が決まってなかったりする。つーかお前ら喋れ。

なんて裏設定もあったりなかったり。医者双子に関しては命名後に有名漫画と被ってることに気づきましたが気づかないことにしました。皆さんも気づかないでください。


そんなこんなで、『本日のペイントレード』、いかがでしたでしょうか。
この先彼らの物語がアップされたりされなかったりしても、笑って流していただければ幸いです。おつきあいいただき誠にありがとうございました。